3月10日はもう昨日ですね。
こんばんは。ヒゲ佐々木です。
3月10日は東京大空襲の日だそうです。
そして3月11日は東日本大震災の日。
今夜の稽古は、東京大空襲に、戦争に、震災に、想いを馳せる時間をとりました。
貴重な時間でした。
福島に生きる我々も、日常的には震災の頃のこと、いつも気にしているわけではありません。
しかし、忘れることはありません。
あの頃の感覚は、ふとした時に蘇ってくる。
目に見えない、よくないものがやってくる。
その恐怖と怒りと悲しみに震えた日々。
そしてそれはまだ続いている。
辛いから平気なふりをしている。
東京大空襲で、焼夷弾に焼かれた人々。
恐怖と怒りと悲しみに震えて逃げまどった人々。
その人たちは今日本に新たなアメリカ軍基地を建設する話をどう聞くのだろうか。
想像力を持つことは、理解する力を生む。
私は絵を描いたりしますが、
表現に向かう時に、どうしても、怒りや悲しみや、悪意が強く出てしまう。
これが、もう五年も、No self control.
自分で自分の感情に収拾がつけられません。
芝居に向かうことでだいぶ助かっています。
写真は、立ち向かう小林少年:さやか!
最初の写真ではまるでいつかのカンフー映画のような師弟関係をシゲさんと醸す。
さあ、怪人二十面相とどう渡り合うのか。
俺怪人。
収拾のつかない愛という悪意を、どうぞご覧ください。
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